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アンヌイト・コエプティス ( Annuit cœptis ,; in classical Latin: ) とは、アメリカ合衆国の国璽に書かれた2つのモットーの、上に書かれた方である。 (2つ目のモットーは「 Novus ordo seclorum 」である。また国璽の表側には「 E pluribus unum 」が書かれている)〔MacArthur, John D. (2011). "E Pluribus Unum" ラテン語の単語「 annuo 」(三人称単数現在形もしくは完了形 annuit )は「うなずく」「認める」を意味し、同じく「 coeptum 」(複数形 coepta )は「開始」「仕事」を意味する。 直訳すると「神は我々の取り組みを支持する(現在形)」もしくは「神は我々の取り組みを支持した(完了形)」という意味である〔MacArthur, John D. (2011). "Annuit Coeptis" == アメリカ合衆国の国璽 == 1782年、サミュエル・アダムズは3つめの検討委員会を立ち上げ、フィラデルフィア出身のウィリアム・バートンをデザイン製作者に任命、国璽のデザイン案を提出するよう求めた〔MacArthur, John D. (2011). "Third Committee" . Retrieved 11-25-2011.〕。 裏面のデザインとしてバートンは、「プロビデンスの目とその下の13層のピラミッド」という図柄を提案した。 図柄に載せるモットーに、バートンは「 Deo Favente (神の支持のもとで)」と「 Perennis (永遠に)」を選んだ。 ピラミッドと「 Perennis 」の着想元は、フランシス・ホプキンソンが提案した大陸50ドル紙幣である〔MacArthur, John D. (2011). "Third Great Seal CommitteeMay 1782" バートンが『 " Deo favente " は公式紋の目、すなわちプロビデンスの目を意味する〔Papers of the Continental Congress, item 23, folios 137-139.〕。』と語ったように、モットーはプロビデンスの目を暗示している。 バートンにとっては、「 Deus (神)」とプロビデンスの目とは同じ存在であった。 国璽デザインの最終段階で、元ラテン語教師のチャールズ・トムソンは、裏面デザインにピラミッドと目を残したものの、「 Deo Favente 」の代わりに「 Annuit Cœptis 」、「 Perennis 」の代わりに「 Novus Ordo Seclorum 」と置き換えた。 このモットーの意味について、トムソンは公式説明として『ピラミッドの上の目と Annuit Coeptis のモットーは、アメリカの活動に賛意を示す神意の大いなる現れを暗示する』と記している〔Journals of the Continental Congress, June 1782 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンヌイト・コエプティス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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